кунинокотоブログ

ユーラシア大陸と食べ物と区画とメタル

杉並区で中国東北料理を食べた話

ある日杉並区で夜飯難民になった時に高円寺駅前で見つけた台湾魯肉飯の文字。そして店名は「隆意小吃店」。全然読めない。

隆意小吃店

食べログ 隆意小吃店

やってるかどうかすらよく分からない外観からして名盤(名店)の香りしかしない…ということで入ってみることに。

中に入ると予想以上に狭かったが店内にはお客さんは誰もいなかったので貸し切り。一般的な中華料理屋かと思いきや屋台飯というやおつまみ系のメニューしかなくて一瞬面くらったが羊肉が食べたい気分だったので羊肉串2本(1本180円)をたのむ。

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出てきた羊肉はかなりしょっぱくてクミンが効きまくった、いわゆる「控えめに言って最高」なヤツです。

続いてご飯ものを。ここまでくると魯肉飯よりも違うものを頼みたくなって頼んでしまった牛肉麺

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全体的に透き通ってて身体に優しそうなラーメン(矛盾)って感じのイメージでしたが食べてみたら意外と辛い。ただ辛いの苦手な自分が少し汗かいただけで美味しく食べれたのでそこまで辛いわけではないのかも。とても美味しかったですがパクチーがどうしてもダメでそれだけは取り分けちゃいました。すまん。

 

で、店のおにいさんも一生懸命な感じでとてもピースフルなお店だったので次もまた来てみたいなって思ったんですが…

それからほどなくして再訪してもお店がやってなくて、臨時休業かな?とか思ってたらいつの間にかグーグルマップ上で閉業になってました。無念…

この店、「羊肉」「クミン」「牛肉麺パクチー入り)」と来て、ここの人、もしや甘粛省は蘭州の出身だったんじゃないか…?とシルクロードの血が騒いだわけなんですが、ネットで調べてみたところ黒竜江省の出身だそう。どこぞそれ。見てみたら東北だったんですね。ハルピン市だけなら知ってました。かってに灼熱の砂漠地帯かと思ってたけど極寒の土地の料理だったとは。

 

中国、奥深し…