渋谷区でブータン料理を食べた話
幸せの国として有名な?ブータン。実態としては、北欧諸国のように国民の幸福度指数が高いというよりは「幸せの国」と自称しているだけって感じだけど…
南アジアに位置していて中国のチベット自治区とインドに挟まれているのに日本人に顔が似ている気がしてなんとなく気になる国であるけど、wikiってみたらチベット族が大半みたいね、チベット族と日本人が似てるのかな。
ブータン料理といえば、唐辛子を世界一食べる料理として有名らしい。なんでも、一番メジャーな野菜が唐辛子だそうな。もともと代々木上原にブータン料理屋があるのは知っていたが、ドラマ版の孤独のグルメで取り上げられているところを見てますます行きたくなった。辛いのが苦手な自分としては少々不安だが(なら行くなって話だが)チーズに唐辛子が浸かったシチューって気になるじゃないか…
土曜日の昼に行ってみたら満員で泣きながらあきらめる。というか、孤独のグルメで取り上げられた時に比べると店の規模が大分縮小してて何があったんだろう?そして向かいにもブータン料理屋…これは一体なんなのだろう。
気を取り直して平日の昼に行ったところ、無事入店。
キノコのダツィ(チーズと唐辛子のスープ)をたのむ。左上は緑豆のスープ?カレー風味だった。
同じものを注文していた近くのお姉さんは唐辛子がぷかぷかしていてゾッとしたが何故か自分のものには見当たらない。底の方を救ってみたら青唐辛子のざく切りみたいのがいくつか入っていたが見た目も味もそこまで激しくなく(程よい辛さはありましたが)チーズも美味しく完飲。ランチじゃなくて夜来た時にこそ真価を発揮しそうな店だったので今度は夜来てみたいですね。
中野区で内モンゴル料理を食べた話
中国内に5つ存在する自治区の中で新疆ウイグル自治区に次いで気になっている自治区である内モンゴル自治区。なんだかとっても気になりません?
外モンゴル(モンゴル国)と何が違うのか?とか。まあ、歴史的な経緯が色々とあるようですがそこについてはググってみると色々出てきますね。個人的に一番熱いのは、内モンゴルも外モンゴルも使用している言語(モンゴル語)は割と同じらしいですがそれを表記する文字がお互い異なる(内モンゴルはモンゴル文字、外モンゴルはキリル文字)ことで、なんか、こう、グッときますね…
モンゴル国について、旅行をしてみたい気持ちがないわけではないのですが、モンゴルと言えば草原!遊牧民!ゲルでの生活!みたいなイメージがあって、自分のサバイバル能力だとすぐに音を上げそう…料理も羊の塩ゆで!小麦料理!イモ!しょっぱいお茶!以上!ってイメージがあって…その点、内モンゴルは中国だから中心部はほどほどに都会だろうし、料理も中華とモンゴルがミックスされてお互いの良いところを引き立てあってるんじゃないかなという寸法。
ということで都内の内モンゴル料理店を探してきました。
内モンゴルといえど中国なので中華料理屋としてを前面に出している模様。確かに、お店を見てみるとモンゴル感は感じず。
とりあえずお得そうなランチ定食はすべてオーソドックスな中華だったので内モンゴルまできて上海風焼きそばをいただく。普通に美味い。
羊料理もあったんですが一人でメイン2種類も頼めないの割とライトなモンゴル風餃子なるものを注文。
おそらく中の餡が羊肉で、確かにそんな感じの味だったんだけどクセはほぼなかったので食べやすかったです。
もうちょっとモンゴル感を前面に出してくれないかな~と思わなくもなかったですが、そもそも内モンゴル自治区のモンゴル族人口はたったの2割くらいらしいので料理の割合もなんだかんだで自然と中華料理になるんでしょうな。
これはますます内モンゴル自治区に行って確かめたくなりましたね…
スウェーデン体験記とBattles
スウェーデンに行った時のことを徒然なるままに記録も兼ねて書いてきた訳ですが一番驚いたというか良いなーと思った事って、人が少ないっていう事でした。
そりゃあ、首都ストックホルムの観光地行けば観光客で賑わってたりカフェがいっぱいだったりしたけど、それでも日本の都会に比べると全然少ない。
まぁ人口密度に関してはWikipedia曰くこんな感じらしい。
スウェーデンの面積は日本よりやや広く、日本全土に北海道をもう一つ足した程度である。面積の割りに人口が少なく、スウェーデンの総人口は約950万人と日本の1/12程度であり、東京23区と同じくらいである。人口密度は日本の約1/19程度
こりゃあ納得ですね。
日本だと普通に街歩いてるだけで人にぶつかるし都心の電車は人がぎっしりだから、都会の真ん中でも日本ほどの超混雑感が無いのは素晴らしいなあと。ここに関しては日本大好き(だと思う)な自分としてもスウェーデン(欧州全般?)羨ましかったです。移住したみ、ある…
2018年時点の最新作。2016年発売。10作目。個人的には素晴らしいアルバムだと思う。
ここ10年近くの彼らは新作を出す度にメロデスファンからどんどん見限られる偉業を成し遂げてるので特にメロデスっぽさは期待せずに聴いたけどそれが良かったのか、少なくとも前作よりはメロデスしてるし曲そのものもパーパスアルバム以降では一番良いのでは?と個人的に思った。
そりゃあThe EndみたいなBMTH大好き!みたいな曲もあるしThrough My Eyesとかサビはカッコいいのに疾走パートはそうでもなくて疾走限界説あるしUnderneath My Skinとかはイントロめっちゃ来た!!!って感じなのにドラムインしたらテンポ遅くてずっこけたりしたけど曲自体は粒揃いと思いますよ。
個人的にはダニエルの後任が決まらないままレコーディング突入したのはちょっと残念だったし、そこでのレコーディングドラマーだった若めのアメリカ人ドラマー、ジョー・リカードを加入させたことはもっと残念だったし、さらに言えばダニエルと共に20年近くインフレイムスを支えたベースのピーターが脱退したことはめっちゃ残念だったし、おまけにジョーが結局2年足らずで脱退したの、ホント今のインフレイムスは色々とダメダメだな…と感じてしまうのでした。
まぁ一番残念なのは、プロデューサーから作風からめちゃくちゃアメリカンに寄せてきたのにここ数作で一番売れなかったばかりか結構な順位の下げ幅を叩き出してしまったことかな…
個人的には結構好きなアルバムだったから是非ともアメリカで売れていただいてメロデスと決別しても面白かったんだがねえ〜これでメロデスにより戻しがあったらと思うとそれはそれでおもろいがな。
まぁそんなこんなでアルバム出る前は4人だったアー写が発売後に5人になり、また4人になってから3人組になって久しいインフレイムスですが、ここいらでまた勢いをつけて欲しいと願ってやまないですよ…草葉の陰から応援しております。
スウェーデン体験記とSiren Charms
自分が愛読書(?)としてよく巡回してるロケニューで興味深い記事があってですね…
https://rocketnews24.com/2018/04/12/1044971/
個人的には支払いはカード派なんだけど日本て根強い現金信仰がありますね。そんな自分が海外旅行したときはホント楽で最高でしたという話をします。
スウェーデンに行って驚いたことその⑨:ホントにどこでもカード文化
西欧諸国って日本に比べるとめちゃくちゃカード先進国ってイメージあるけどその中でも北欧は特にキャッシュレス社会だそう。なんでも、スウェーデンには紙幣を印刷する機関がないんだとか…
実際、前もってネットで調べてた通りホントにどこでもカードが使えてほぼ現金いらずだった。有料トイレについてはまだまだ硬貨が主流っぽい気がしたけど、それでもクレジットカードリーダーがドアの横に備え付けてあるものもあってハイテクスギィ!とか思いました。まぁこれに関しては公衆トイレに無料で入れてしかもそこそこ綺麗に保たれてる日本がネ申なんだけどね。
でも今回の旅で唯一クレカが使えなかったのが、ガイドブックにも載ってたグスタフスベリのカフェ。なんでもカードリーダーが壊れちゃったんだとか。それならしゃーないと思って諦めましたが日本と違って現金持ち歩いてない人も多そうだからカードリーダー破損は結構打撃大きくね?まぁそれでも強盗がないとかそういうメリットのが大きんだろうな、キャッシュレス社会。
スウェーデンに行って驚いたことその⑩:ハイテクと見せかけてローテクなところもある
キャッシュレス社会ってこともある上に、高速バスとかは全部web決済可能&完了メールについてくるQRコードを携帯ごとリーダーにかざせばバスに乗れると聞いてやっぱ先進国は違うやでえ…と思ってましたが実際行ってみると一長一短でした。
買い物とかはすべてカード決済可能だったり、電車とかも紙の切符を使ってる人を殆ど見なかったり、レンタサイクルの仕組みが充実してたり、なるほど日本より進んでるなあと思ったところもある。
でもなんというか、自動ドアとか点字ブロックとか、そこら辺の仕組みは日本の方が進んでた(というか、町でよく見かけた)り、バスとかトラムの乗車方法も、基本は切符やsuica的なカードかって車内のリーダーにかざすんだけど、べつにそれやらなくても全然お咎め無しだし(地元民らしき人達は結構それやってた)、早い話たまに来るらしい検閲に引っかかんなきゃ無賃乗車し放題的な感じが、日本の方がシステムとして成り立ってるな、と感じたりした。自動ドアみたいな利便性とか、点字ブロックやスロープ的なバリアフリー配慮とか。
まあお互い事情が異なるから単純比較はできないけど、どっちもどっちで良いとこもいまいちなとこもあるということで…
インフレイムスのこの作品はとにかく何とも言えない作品やね、自分のような信者に片足突っ込んでる人間からすると駄作とは思わないけど。
方向性的には完全に前作の方向性を推し進めた感じで、推し進め過ぎて若干変な感じになってる。リード曲2曲を聴いた時の「お、おう?…ほう、今回はこんな感じで来る?」みたいな、つまらんと切り捨てたくはない、でも物足りない…みたいな、まぁ早い話が微妙なんですが。
ちなみに自分の中のジンクスとして、インフレイムスは偶数作品が好きってものがありまして、1stは一番好みじゃないけど2ndは心の名盤だし、3rdはつい最近まで良さが分からなかったけど4thはインフレイムス初体験のネ申盤だし、5thはなんか勢いが無くてそこまでけど6thは第一印象からめっちゃ好きだし、7thは人口的過ぎて微妙だけど8thは誰もが認めるマスターピースだし、9thはなんか中途半端だけど10thは単純に曲が粒揃いで最高だし、11thとなる今作は微妙だけど当記事記載時点での最新作である12thはめちゃくちゃ好きなんですよね。いやホントにこじつけとかじゃなくて。
だから2019年発売と睨んでる13枚目のアルバムは微妙なのかな…
あとこのアルバムに伴うツアーを最後にドラマーのダニエルが脱退してしまいました。理由は家族の時間を大切にするためで、バンドを辞めてビールの醸造の道に進むなど。
流石にこれはすっっごく残念だったけど、家族との時間云々はバンドマンあるあるなのでしょうがない。逆の立場になってみると1年の大半を家族と離れ離れになってしかも世界を移動し続ける毎日…って、絶対気が狂うわ。
自分はイエテボリ までいってダニエル(とピーターも後に合流)のクラフトビール飲んで来ましたがそれについては機会があれば。
肝心のダニエルのドラムは相変わらず進化を続けていて、最早どこもメロデスじゃない楽曲と結構マッチしてます。曲調はめっちゃクセあるけど演奏は割と聴きごたえありますね。ってフォローしときます。
スウェーデン体験記とSounds of a Playground Fading
海外旅行したことをとある人(結構海外旅行する勢)に話したら、「ヨーロッパのご飯食べ続けるとやっぱ日本食が恋しくなるよねー」と言われたけど1週間ぽっちのスウェーデンでは全然恋しくなりませんでした。というご飯に関する話。
スウェーデンで驚いたことその⑦:野菜とか魚介類のバリエーションが少ない
勿論レストランとか行くとそれ限りではないんですが、ホテルの朝食ビュッフェを見る限りサラダバー的なものは一切無く、野菜は生のトマトとキュウリとパプリカ、豊富と思われた魚介類はサーモンとニシンの酢漬けが基本でした。
自分はちゃんとしたホテルを2箇所泊まったつもりなのでこれがスウェディッシュスタンダードスタイル??日本のホテルだとサラダバーとかあるのにね。てか日本でビュッフェというと和洋折衷で結構色んなものがあって目移りしちゃうイメージだけど、こちらのはホントに北欧の朝食!特別なものは何もない!って感じでした。
そのかわり、パン(knäckebrödと呼ばれるクラッカー的な薄い堅パン含む)、チーズ、ヨーグルト、シリアル(コーンフレークとか種みたいのとか含む)はめちゃくちゃ豊富で楽しかったです。
スウェーデンで驚いたことその⑧:寿司屋が異様に多い
日本が世界に誇るSUSHIですがスウェーデンには大量にありました。意外だったのは、「日本料理屋」としてあるというよりは、完全に「寿司屋」としてローカルに溶け込んでいること。きっと現地食のひとつになってんだろうな。
スウェーデン料理をめいっぱい食べたかったので寿司屋には入りませんでしたが、やはり皆さんテラス席でワインとか飲みながら寿司を楽しんでいて、日本的な握り寿司はそこまで多くない…と見せかけてお皿いっぱいにサーモンの寿司のみを注文しているストイックなお客さんもいました。でも、北欧のサーモン寿司、めっちゃ旨そう。
あと寿司屋と並んでケバブ屋も多かったです。これは移民大国スウェーデンだから?
インフレイムスの話をすると、自分がA Sense of Purposeを聴いて彼らにハマり始めたのが2008年の初夏ごろ、そっから約半年後の2009年1月にギタリストのイェスパーがアル中でツアー離脱、さらにそっから1年後の2010年1月にイェスパーが脱退。
そんなこんなでヤバくね?ってなりつつ、ビョーンがギタリストになる前のギタリストだったニクラスをリズムギタリストに加えて(1回目の加入当時はリードギタリスト)2010年の冬から作り始めたのが今作。
ニクラスはレコーディングに一切関わってないのは、ビョーンの「インフレイムスの看板は俺が守る」的な意地を感じます。
んで、曲の方はというと、見事なまでに前作A Sense of Purposeの方向性のグレードアップ版。曲のカラーがとてもよくにてますが、音作り的にも曲作り的にも迷いがない。というか、単純に良い曲が多くて音にも迫力がある。発売当初はイェスパーがいないことや、純粋にメロデスじゃないことから割と叩かれてた気がしますが普通に名盤じゃねと思ってました。あと、なんとなくClaymanっぽさがあるような気が…しかし自分はSounds~のが好きです。
アンダースのボーカルスタイルがどんどん変わっていってるのは言わずもがなですが、個人的には作品を重ねるごとに器用さを増しているダニエルのドラミングがこのアルバムでさらに磨きがかかった、というかメロデス出身の域を飛び越えてかなり個性的になっているように感じます。
なんというか…ギターとドラムがメロデス由来の”あの感じ”とはかけ離れているためにこのアルバムのメロデス臭の無さにつながってるとは思うんだけど、それでもただ単に流行りのスタイルのメタルバンドとも異なってるのはダニエルのドラムが個性的だからかなあ…と思ったり。コロニーの頃とはホントに別人だわ。
このアルバムでの来日はラウパとなったわけだけど、リルート以降の曲メインで固めつつも今作含めチョイスする曲がすごくいい感じだっただけでなく、全然期待してなかったブレットライドとエンボディやってくれて涙で前が見えなかったわホント…
というわけでその時の補正も混じって本当に好きなアルバムですコレは。それに自分はギタリストじゃないからイェスパーの偉大さもよく分からないし、初めて彼らを生で見た時からすでにビョーン/ニクラス体制だったから特に違和感もなかったしね…
シングルのDeliver Us含め、最近もライブでやる曲は前半に集中してる感ありますが、自分はDarker Times以降の後輩の流れが大好きです。慟哭メロデススタイルのA New Dawnから新境地なのに名曲というLiberationにかけて涙が止まらんですわ…とりあえずこのアルバムを聴いてビョーン/アンダース体制もイケるなと思ったのでした。