кунинокотоブログ

ユーラシア大陸と食べ物と区画とメタル

日々の呟きその5〜Colony

スウェーデン第二の都市イエテボリGöteborg)についてネット検索すると、だいたい「ヨーテボリ」という言い方がメジャーっぽいように思える。んで、どんな発音なのか気になったからグーグル翻訳で聞いてみると「イェ」と「イョ」の中間ぽい音で、カタカナで表すとやっぱりヨーテボリの方がしっくりくる感じ。

でもな、MELODIC DEATH METALの魅力に取り憑かれた俺達には、「イエテボリ」としか聴こえねぇンだよ…

コロニー

コロニー

 

このアルバムは"Embody the Invisible"の為にある、と言われても文句は言えないし、このアルバムは"Embody the Invisible"の力で持ってるようなもんだ、と言われても、まぁ気持ちは分かる。(俺は他の曲も好きだけど)

ようは"Embody the Invisible"最高!キモメタル最高!!!という訳である。

(自分は"Embody the Invisible"が好き過ぎて自分の結婚式披露宴でかけてしまいました。多分感動的になるから皆んなもやろう)

 

まぁそんな話はどうでも良いとして、この超弩級の名曲"Embody the Invisible"を含んだこのアルバム、インフレイムスの代表作ですね。

巷では後半が弱いと言われてるようですがそれは楽曲の問題というよりかは似たようなタイプの曲が多いからかと。

確かに、メロデス的な疾走曲もトレモロリフの曲も姿を消してますね。ただ、曲自体はホラクルと似てるし、粒揃いと思います。というかホラクルからグレン・ユングストロム色を抜いてビョーン・イエロッテ色をマシマシにしたのがコロニーですね。

 

安定した職に就きたくてインフレイムスを脱退したグレンの後任として加入したニクラスも初来日を含むホラクルツアーが終わったら脱退。というかクビ?

表向きにはニクラスがインフレイムスよりも自らのバンド、ガーデニアンを優先したということのようで、恐らくそれも真実なんだろうけど、個人的には大きな理由のひとつとしてビョーンがギターを弾きたくなった、っつーのがあると思うんだよな…全然根拠ないけど…マジでそれ結構あると思うんだよ…

なんか、こう、海外ツアーも積極的にこなすようになって、自分が作曲した曲が海外でも評価されて、あれ、俺がこのギターフレーズ考えたのに弾けないのっておかしくね?みたいな。

 

ビョーンの後任として加入したドラマーのダニエルは当時20歳そこそこ?若い!

初めて聴いた当時は音質や曲調のシンプルさもあって、もっさりしてて芸がないドラムかな?と思ってたけど、彼が以前いたバンド、サクリレッジを聴いてみると速かったり複雑だったりして、かなり当時の典型的なB級メロデスしてたしドラムも期待通りで最高。しかもこのバンドではダニエルはボーカルだったそうな…マジでか?ライブは叩きながら歌ってたんか?音源聴いてもにわかに信じられん…

というわけでこの当時のダニエルのドラムがモッサリしてるのは彼のせいというよりは既に用意されてた曲調の問題だね。事実、彼のドラミングはこの後右肩上がりに進化してくので。

 

最後に、この黄金ラインナップは10年以上続くのですが、惜しむべくはこのアルバムから作曲クレジットがイェスパーとビョーンの共作に統一されてしまったこと。いや、まあ気持ちは分かるし、共作は事実っちゃあ事実なんだろうけど、どの曲をどちらが作ったかっていうのは気になりポイントだからちょっと残念。