кунинокотоブログ

ユーラシア大陸と食べ物と区画とメタル

スウェーデン体験記とCome Clarity

絶賛北欧ロス中なわけですが、スウェーデン行って驚いたことを書いていきます。

例によって北欧のほかの国どころかろくに海外旅行したことないのでスウェーデン特有じゃないことの方が多いかもです。

 

スウェーデンで驚いたことその③:みんなテラスに出過ぎ

行った時期がまだそれなりに温かかったこともあってか、カフェだろうがレストランだろうが、みんなテラスで飲食しまくりでした。テラスに人がぎっしりだからめっちゃ混んでんだろうと思って中を見るとガラガラだったり。日本人と真逆ですね。自分だったら通行人に見られながら食事するとかなんて苦行かよ…とか思っちゃうわ。

まあ自分もやりましたけどね、北欧テラス飯。郷に入っては郷に従えです。

あと西欧諸国では普通のことなのかもしれませんがバーだろうがレストランだろうが店内は全面禁煙で非常にめちゃくちゃ快適でした。

 

スウェーデンで驚いたことその④:みんなビール好き過ぎ

とにかくみんなテラスに出て午前ビール・昼ビール・夕方ビールと、まだ太陽がさんさんと照ってる中ビール(それかワイン)飲みまくりです。とくに北欧の夏は日本より日が長いので余計に背徳心を煽ります。

そして驚いたのがレストランのビールの種類の豊富さ。ビアバーとかにビールが沢山置いてあるのは想定の範囲内ですが、普通のレストランでもピルスナータイプのみならずエールビール・黒ビール・ヴァイスビール(小麦・白ビール)が普通に置いてあって非常に助かりました。そもそも日本は大手ビール会社が殆どピルスナーしか扱ってないから、レストラン側の問題ではないですが。

あと、スウェーデンでは法律上、スーパーなどではアルコール度数3.5%以上のお酒は売ってはいけないことになっています。みんな大好きwikiにはこんな記載が。

ビールは法的に3等級に分けられている。レトル(lättöl("ライト・ビール")と呼ばれるクラスI(アルコール含有率 最高 2.25%)は販売に規制は無い。フォルコル(folköl("大衆のビール")と呼ばれるクラスII(アルコール含有率3.5%未満)は認可された店で売ることができるが、購入できる最低年齢は18歳である。スタルコル(starköl("強いビール")と呼ばれるクラスIII(アルコール含有率3.5%以上)はシステムボラゲットの店舗でのみ販売される。

そのせいか、ほろ酔い度数のビールやノンアルコールビールの種類が充実してた気がします。例によって日本ではノンアルコールビールピルスナータイプしかないから飲む気がしないのです…お陰様でノンアルコールタイプのクローネンブルグブランをお買い上げしてしまいました。

ちなみにスウェーデンの当局公式酒屋の酒屋であるシステムボラゲットにも行ってみましたが流石にビールの種類が多くてテンション上がりました。

 

カム・クラリティ

カム・クラリティ

 

さて、インフレイムス珠玉の名盤カムクラです。あちこちで名盤名盤言われてますけどほんとに名盤です。

先ず曲。速い曲多過ぎて俺好みのもの。

ドラムの音。コンプ効かせ過ぎスネアがドスドスいって最高なもの。

つまりは全てが最高です。でもなんでこんな速くてメロデスど直球な曲まみれにしたんだ?と思ってプロデューサーみてみると、アンダース、ビョーン、イェスパーのメンバー3人だった。そりゃこうなるわ。

でもなぜこのタイミングでセルフプロデュースでメロデス回帰型のアルバム作ったのかは謎。同郷のダートラがダメダン、キャラクターとメロデスに回帰しながらそれまでの軌跡を取り込んだ名盤を量産してたのに当てられて、(元)メロデスバンドとしての血が騒いだ?俺らもちょっと本気出せば今でもこれくらいできんだよガキども…みたいな感じなのかな。かっけえ。

 

イエテボリメロデスの香りを強く感じる曲も、ブラストビートも今のところはここが最後。というか次のアルバムから現在に通じる音楽性にガラっと変えてくるわけだから、もしかするとインフレイムスへ燻り続けるメロデスを求める声に対して一定のケジメをつけるためにこのアルバム出したのかもね。ファンに対しても本人たち的にも。

実際この路線でさらに作ってもこれより良いものができない気がするし。